| 訳文のチェックポイント |
| 訳文のチェックについて |
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ジェックスの通信・通学講座を受講しておられる方は、課題訳文を十分にチェックして提出されているでしょうか。ジェックスの契約書翻訳初中級講座で受講者の課題訳文を見せていただいて感じたことです。私自身、仕事をするたびに一発でチェックのいらない訳文に仕上げたいと思うのですが、チェックすると必ずと言っていいほど間違いが見つかります。一流のプロの翻訳者といえども、出来上がった訳文をチェックしないで納品している人はいないはずです。チェックは、訳文の質を上げるために必要不可欠なステップです。以下に私流訳文のチェックポイント(英日翻訳の場合)を紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。 |
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| 原文(英文)の解釈 |
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原文(英文)が正しく解釈できているか。
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英文解釈で英文法の知識が強力な武器であることは言うまでもありませんが、それだけでは不充分で、前後関係や背景などから判断しなければ、正しい解釈ができないことがあります。たとえば、修飾語がかかる範囲を文脈から判断せざるをえない場合です。特定の専門分野にかかわる内容は、専門用語を含み、その内容が理解できる程度の調査をしなければ、正しい解釈ができない場合もあります。多義語の場合、辞書は丁寧に引いて適切な訳語を選択しなければ、正しい解釈ができないことがあります。 |
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| 訳文(日本文)のチェック |
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訳文を読んで文意が理解できるか(筋が通っているか)。
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これは原文が正しく解釈されているかどうかを判断するバロメータになります。 |
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日本文、法律・契約文としておかしくないか(場違いな口語表現が使われていないかを含む)。 |
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訳語の選択が適切であるか。 |
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英語ではひとつの単語であっても、日本語の訳語はいくつもあって、場面によって使い分けなければならないことが多々あります。用語が実際にどのように使われているのかを辞書、参考書、六法全書、契約書、新聞などで確認する必要があります。 |
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用語や表現の裏付けをとってあるか。 |
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契約書の用語や文体は、大体決まっていますので、専門辞書や参考書などで確認して使う必要があります。くれぐれも我流は控えるべきです。
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語句レベル、節レベル、文レベルで訳抜けがないか。
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誤字(ワープロ変換ミスを含む)、脱字がないか。
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不必要な補足、冗長・曖昧な表現がないか。
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カタカナ表示の中点(中黒)・音引きの有無、用語などは統一されているか。
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句読点、送り仮名は適切か。 |
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助詞の用法は適切か。 |
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括弧、記号などの用法は適切か。 |
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フォント、フォントサイズ、字数・行数は、指定されている通りか。(指定がない場合、業界標準に準拠しているか。) |
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原文を無視したレイアウト(段落、改行、付番など)になっていないか。 |